NIPTにおける遺伝カウンセリングの内容や費用とは?

このページでは、NIPTにおける遺伝カウンセリングの内容や費用などを紹介していきます。

遺伝カウンセリングは必要なの?についてもまとめたので、これからNIPT検査を受ける、検討中だ…という方は参考にしてください。

NIPTの遺伝カウンセリングとは?

NIPT(新型出生前診断)における遺伝カウンセリングとは、NIPTを検討している方たちに対して、カウンセラーが問題点や悩みを共有し、その解決を目指す共同作業です。

専門的な知識を持つカウンセラーが情報を提供してくれたり、検査のメリットやデメリットなどの説明もしてくれます。

つまり、カウンセラーと話すことで、妊婦さんの意思決定の手助けをすることが出来るのです。

<遺伝カウンセリングの目的>

・なぜNIPTを受けたいのか
・検査の方法や、検査でわかること
・どの検査を受け、どの検査を受けないのか
・検査の結果には、どのような意味があるのか
・陽性だった場合の意思決定はどうするのか

NIPT(新型出生前診断)を受けるには、決めなければいけないこと、理解しておかなければいけないことがたくさんあります。

情報が多ければ多いほど、どうすればいいのか悩んでしまうという方も珍しくありません。

そんな方たちに、正しい情報を提供し、検査の意味やその後の判断をサポートしてくれるのが、遺伝カウンセリングの役割だと言えますね。

NIPT(新型出生前診断)は、安全性だけでなく精度も高い検査です。このことから、確定検査と混同されている方も多くいらっしゃいます。

臨床遺伝専門医や遺伝カウンセラーによるカウンセリングは、このような誤りを正すという目的もあります。

また、検査結果によっては難しい判断に苦しむ夫婦も数多く出てきてしまいます。

陽性だった場合、どうするべきか二人だけで悩んでいては、答えを出すことが出来ないこともあると思います。

そんなとき、専門知識を持つ遺伝カウンセラーに相談することで、疑問や不安を整理することが出来ます。

何を重視し、何を大切にするのかは、夫婦それぞれで異なりますよね。

正しい知識・情報を持つ遺伝カウンセラーは、親身になって相談に乗ってくれますので、意思決定をするためのサポートをしてくれますよ。

遺伝カウンセリングはいつ受けるの?

遺伝カウンセリングは、検査前と検査後の2回受けるケースが多いです。時間は30分~1時間程度になあります。

病院やクリニックによっては、パートナーでの来院が必須となることもありますので、事前に確認してくださいね。

NIPTの遺伝カウンセリングの内容

遺伝カウンセリングの内容は検査前と検査後で変わります。

検査前の遺伝カウンセリングの内容

検査前に行われる遺伝カウンセリングは、NIPT(新型出生前診断)について正しい知識を身に付けることや、検査の適切な情報を理解する目的で行われます。

そのため、パートナーとの来院を必須としている病院やクリニックも多くあります。

具体的に、

・今までの妊娠・出産経験の有無などの問診
・NIPTをはじめとした、出生前診断の種類や方法の説明
・検査をすることで、どのような疾患がわかるのか
・検査結果の解釈の仕方
・陽性だった場合、どのような意思決定をするのか

など、細かく丁寧に説明を行ってくれます。

専門的な内容を含みますので、難しいと感じてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、正しい知識と理解はNIPTを受けるために必要なものだと言えます。

些細な疑問や不安でも、カウンセリングで相談し、少しずつ情報を整理していくことが大切です。

検査後の遺伝カウンセリングの内容

検査後に行われる遺伝カウンセリングの内容は、

・検査結果をどのように理解するのか
・必要であれば、検査前に行った遺伝カウンセリングの内容をもう一度説明する
・結果によって、確定検査を受けた方が良いのか

などになります。

検査してから結果が出るまでの日数は、病院やクリニックによって異なりますが、大体1週間~2週間程度かかります。

NIPTの遺伝カウンセリングの費用

NIPTの遺伝カウンセリングを受けたくても、費用がいくらか気になるという方も多いと思います。

検査そのものが200,000円以上かかるほど、高額になるNIPTですから、遺伝カウンセリングの費用もどれくらいか知っておきたいですよね。

病院やクリニックによって異なりますので、一概には言えませんが、おおよその費用をご紹介します。

・検査前の遺伝カウンセリング…5,000円~10,000円
・検査後の遺伝カウンセリング…5,000円前後(30分毎に5,000円ほど加算される場合もあり)

遺伝カウンセリングの時間は、30分~1時間程度ですが、30分毎に費用が加算されるケースもありますので、事前に病院やクリニックに確認する必要があります。

NIPT検査の無認可クリニックの場合、遺伝カウンセリングが検査費用に含まれていることもあります。

無認可施設だからずさんな施設ということではありませんので、安心してくださいね。

NIPTに遺伝カウンセリングは必要なの?

結論から言うと、NIPTを希望するなら遺伝カウンセリングは「必要」だと言えます。

NIPTは検査そのものが200,000円以上することも多く、少しでも費用を抑えたいと思う方も多いのではないでしょうか。

しかし、正しい知識を提供してくれる臨床遺伝専門医や遺伝カウンセラーとのカウンセリングは、必要不可欠です。

遺伝カウンセリングが必要な理由

知識不足のままの検査を防ぐため

新型出生前診断であるNIPTは妊婦さんから採血するだけという、とても簡単な方法で検査が行われます。

羊水検査や絨毛検査のように、流産や感染症の危険性もありません。安全性だけでなく、非確定検査とは言え、高い検査精度ですから、他の出生前診断と比べてハードルが低くなりがちです。

しかし、検査に対して十分な説明が行われてないと、検査結果によっては妊婦さんが動揺や混乱を起こし、冷静な意思決定ができなくなる恐れがあります。

それを防ぐためにも、NIPTの正しい知識や理解が必要となるのです。

検査結果を正しく受け止めるため

NIPTは13,18,21番染色体を検査するものですが、確定検査ではありません。非確定検査ですから、ごく僅かながら偽陽性の可能性もあるのです。

コンバインド検査や母体血清マーカー検査など、他の非確定検査と比較して、精度が高い検査ではありますが、100%ではないのです。

ですから、陽性が出た場合でも偽陽性である可能性も加味しながら、確定検査(羊水検査)を行うことも検討しなければいけません。

どんな結果が出たとしても、冷静に受け止めるためにも、遺伝カウンセリングが必要なのです。

遺伝カウンセリングを受ける方法

では、遺伝カウンセリングを受けるには、具体的にどうすれば良いのでしょうか?

NIPTを実施している病院の中で、認定施設であれば必ず遺伝カウンセリングが行われています。

しかし無認可施設の場合は、遺伝カウンセリングが個別で行われていなかったり、そもそもカウンセリングがない場合もあります。

ここまでお話ししてきたように、NIPT検査を受けるうえで、遺伝カウンセリングは必須です。

それを行っていないクリニックは、おすすめできませんので、無認可施設で検査を受ける場合は、必ず臨床遺伝専門医や遺伝カウンセラーが在籍していることを確認してください。

また、個別でしっかりと時間を使ってくれるクリニックを選んでくださいね。

認可施設でも無認可施設でも、検査が受けられる方の条件に違いはありますが、実施方法は変わりません。

年齢の条件が満たず、無認可施設を希望する方も珍しくありませんが、丁寧な遺伝カウンセリングを行っているクリニックを見つけてくださいね。

結果によっては、重大な意思決定をしなければいけないこともあります。そんなとき、あなた自身に寄り添い、冷静な判断を促してくれるカウンセラーの存在は、とても大きなものになりますよ。

 

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